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ループイフダン、iサイクル注文、トライオートFXなどトラリピ類似サービスのリピート系発注機能を比較

トラリピに類似したFXの自動売買システムが多く出回るようになりました。

しかし、同じようなシステムであっても、それぞれの商品にどんな特徴があるのかわからなければ、どれを選んだら良いか決めることもできません。

そこでアイネット証券の『ループ・イフダン』、外為オンラインの『iサイクル注文』、インヴァスト証券の『トライオートFX』、代表的な類似サービス3社を『トラリピ』と徹底比較してみました。

従来の裁量トレードとトラリピ的手法の違い

「裁量トレード」は投資家個人が売り、買いの判断を行い、手動で取引する方法です。これに対して、売り買いすべてをシステムに任せて取引する方法が「システムトレード」。略して「シストレ」とも呼ばれています。

トラリピ的手法というのは、自動売買システムを使う点でシストレと似ていますが、システムに頼りっ放しではありません。発注する際に必要な設定はユーザー自身。しかも、新規注文が設定した条件内でリピートする、連続発注機能を備えています。

相場を予想する→相場を読む必要はない

FXでもっとも難しいと思われるのが、相場感をつかむこと。プロの投資家でも相場を的確に予測することは容易ではありません。その点、トラリピは相場を読まなくても、収益につながる取引が可能です。

通常の指値注文は1つの価格を指定して取引するので、1つの注文に対して収益のチャンスは1回だけ。ところが、トラリピは一定の値幅を設定し、複数の指値注文をトラップ(ワナ)のように仕掛けて取引を行います。

相場を点ではなく、面でとらえることによって、利益を得る機会も増えていくのがトラリピのメリットです。

新規注文と決済のタイミングを考える→設定に合わせて自動的に取引している

そもそもトラリピとは? トラップリピートイフダンの略。トラリピのベースにあるのは、「リピート&イフダン(IFD)注文」です。これは新規注文と決済注文を同時に出す方法をいいます。

より詳しく解説すると、イフダン注文とは? もし○○円で買う(または売る)注文が約定したら、すぐに決済して売る(または買う)方法を指しますが、トラリピはイフダン注文を繰り返す点にさらなる特徴があります。

例えば、トラリピで1ドル(USD)を100.50円で買って101.00円で売ることを仕掛けた場合、このレンジ内で値動きが繰り返し起きる度に50銭分の利益を自動的に積み重なることが可能です。

イフダン注文は相場を細かく読む必要はありませんが、値動きの総推移を狙い、レンジ相場で効率よく利益を獲得するには、資金量に対し新規注文と決済のタイミングを考える必要があります。そのためには注文をする際、必ずシミュレーション機能を使って、無理のない設定を行い、リスクコントロールをすることが大切です。

相場の動きから目が離せない→放っておいても大丈夫

一般の投資家が収益の機会を逃さないために、24時間相場に張り付くことはまず無理な話です。トラリピのようなリピート系の自動売買システムは、1回の新規注文で複数の指値注文を仕掛けておけば、取引が成立した後も同じ注文を何度も繰り返すため、相場をずっと見張っている必要もないのです。

寝ている間でも、仕事中でもトラリピが機能してくれるのはありがたいこと。また、相場と対面している時間が短い分、感情的になりにくく、無駄な取引も避けられます。冷静な判断ができる環境下にあることも、利益を得るチャンスを広げる要因になります。

 

アイネット証券『ループイフダン』

ここからは「トラリピ」と類似した自動売買システムを紹介しながら、それぞれの特徴を見ていきます。まずは、アイネット証券の「ループイフダン」から。

「ループイフダン」は、一定の値幅で売買が成立する自動システム。あらかじめ指定された中から値幅を選ぶシンプルさが特徴です。指定の値幅分下がれば自動的に買いが成立、逆に上がれば自動的に売りが成立します。

安い手数料と高いスワップで注目を集めている

ループイフダンは取引手数料が無料。スワップは業界内でもトップクラスの高さを誇っています。例えば、米ドル/円⇒19円、英ポンド/円⇒7円、豪ドル/円⇒34円、NZドル/円⇒38円(2017年2月17日付け、1万通貨を買った場合のスワップ)。

トラリピと比較するとコスト面でお得感があるため、こうしたメリットを期待を寄せて、ループイフダンに口座を開設するユーザーも多いと思われます。

約定力が不安視されているため、急な値動きの時は危険

ループイフダンは取引手数料が無料、スワップが高いなどコスト面でのメリットが大きい分、約定力の低さが目立つようです。

2016年7月29日に、日銀の金融緩和が発表された後、円高が一気に加速しました。この時、ループイフダンの約定力が脆弱なために、利益が確定できず、損切り決済が続出する結果に…。

ループイフダンで-決済が発生したことで、ユーザーのブログやSNSで話題となりました。そのため新システムを2016年の9月末以降導入し、約定力の強化を図ったようです。

損切り機能追加

「損切り」とは、相場が思惑と反対方向に動き、損失を最小限に抑えるために、持っているポジションと反対の売買取引を決済することです。ループイフダンの新システムでは、損切り機能も追加されました。

この損切り機能は、取引の開始時に最大ポジション数を設定することが必須条件です。設定した最大ポジション数を超えた場合、自動的に損切りが行われ、その後に新ポジションを保有できるシステムです。

ただ、損切りを行うと投資効率が悪くなるケースもあります。特にV字型に反発する相場では損切りをしない方が、確定損失を出さずに利益を出せるため、損切りが不利に働くことも考えられます。

リピート系の自動売買システムにおいて、損切りの自動化は便利なようで、デメリットにもなりやすいのです。

トラリピと比較したメリット&デメリット

コストとサービスの質はトレードオフの関係

ループイフダンがトラリピより勝っているのは、何といっても手数料が無料で、スワップが高いなど、コスト面で有利であることです。

反面、サービスの質の面ではどうでしょうか? 新システム導入後の情報量がまだ少ないため、コストパフォーマンスがよいかどうかは未知数の部分が非常に多いと思われます。

費用対効果で考えれば、年間の取引で損益プラスのユーザーが6割以上もいるトラリピの方が優れているといえるでしょう。

約定力の安定性にはやや欠けるかも!?

新システムを導入して約定力の強化を図ったといえども、その結果がどこまで反映されているのか、まだ多くの情報が得にくい感じです。今のところ相場の急落が起きていないので、新システムでどの程度、改善されたのかは知る由もありませんが、ユーザーの間では有利なスベリが減り、不利なスベリが多くなったという感想もチラホラ聞こえてきます。

ループイフダンとは?資金や通貨ペア、はたまた運用している「アイネット証券」を調べてみた

外為オンライン『iサイクル注文』

「iサイクル注文」の大きな特徴は、最初に相場の変動幅を設定することによって、相場の上下に自動的に追従しながら利益を出してくれる点です。買いポジションの場合は相場が下がった時に自動的に買って、相場が上がった時に売りの決済が自動的に行われます(売りポジションはその逆)。

コストについては手数料が高め

iサイクル注文は、新規注文と決済時に1000通貨あたり(南ランド通貨のみ1万通貨ごと)20円の取引手数料が発生します。

また、スワップも通貨全体で見ると、業界の中では低めです。例えば、米ドル/円⇒10円、英ポンド/円⇒-0円、豪ドル/円⇒20円、NZドル/円⇒40円、南アフリカランド/円⇒5円(2017年2月14日付け、1万通貨を買った場合のスワップ)。

コスト面を全体で見ると決して低いとはいえないでしょう。

ポジションは相場に追従

iサイクル注文は新規で出した注文が約定し、決済されると、次の新規注文が自動で行われるシステムです。その場合の価格帯は、その時の相場変動に合わせて、最初に指定した変動幅を保ちながら追従します。

この変動幅をどう設定するのかが、簡単なようで意外と難しそうです。たいていのユーザーは発注する際、下落の可能性を想定して変動幅を設定する傾向にありますが、上昇してきた場合、変動幅を変えるケースも出てきます。

しかし、変動幅を変えたがために利益が出にくくなるケースも少なくありません。そのためのリスク管理となると、現在導入されているランキング方式、マトリクス方式から注文をするにしても、データを読み解く力、取引の実績が豊富であることが求められます。

損切り注文も自動的に入れるためポジションの塩漬はできない

iサイクル注文では新規注文と決済注文を入れる際、同時に損切り注文も自動的に入れます。いってしまえば、「IFD注文」に、指値注文と逆指値注文を同時に出す「OCO注文」を加えたタイプなのです。

この手のシステムは、自動的に損切りを行ってくれるために、大きな損失を抑えることはできますが、ポジションの塩漬はできません。想定幅を超えれば、当然、自動的に損切りが起きるので、それまで積み上げた利益が失われていきます。

トラリピ比較したメリット&デメリット

損切りの自動化はデメリットになりやすい!?

iサイクル注文のシステム自体はトラリピとほぼ変わらないでしょう。大きく異なる点は、iサイクル注文は損切りが自動的に行われること。損切りの自動化は相場が戻った時に裏目に出ることもあります。

トラリピは損切りせずに「良い相場を待つ」という長期運用のためのFXである点が強みです。トラリピの損切りはユーザーの意志で設定するかどうか決めます。要するに、パニック相場が起きた時の選択もユーザー自身に委ねられています。

結果的に、損切りをしなくても、リスク管理さえきちんとできていれば、相場が回復するのを待って収益につなげることも可能です。

データを読み解いて発注する力が求められる

iサイクル注文では発注する際に、ランキング方式やマトリクス方式と呼ばれるシステムが導入されています。ランキング方式は、どのくらい利益が出ているのか、ランキングで注文内容をリストアップしたもの。マトリクス方式は、どのくらいリスクがあるのか、想定変動幅と注文間隔の関係を表にしたもの。

どちらも自分でよいと思ったものを選べば、手軽に取引を始められますが、データを読み解く力が求められます。新規注文を出す際、ランキング方式で利益の高い注文内容を選択するにしても、相場の変動によって状況は刻々と変わってくるので、どれをどう選べばよいのか? ある程度の力量がないと思うように利益を積み重ねることができにくいです。

トラリピ派かiサイクル派か? あなたに合ったトレードを見つけるためのポイントとは?

インヴァスト証券『トライオートFX』

「トライオートFX」はレンジ追尾機能を特徴とし、相場を読む必要がない自動売買注文に加え、マニュアル注文とも対応しています。取引の設定に関する自由度は高いですが、知識がある人向けのシステムなので、初心者には使いこなすのが難しいと思われます。

手数料は安くはないが、スプレッドは狭い

トライオートFXの裁量トレード(マニュアル方式)では手数料は無料ですが、自動売買のオートパイロット注文を出す際に手数料がかかります。1万通貨未満は片道20円と他の業者と比べて安くありません。オートパイロット注文で手数料が無料になるのは、50万通貨以上とかなりの資金量が必要です。

スプレッドに関してはトルコリラ/円以外の通貨ペアは原則固定。米ドル/円⇒0.3円、ユーロ/円⇒0.6円、英ポンド/円⇒1.1円、豪ドル/円⇒0.7円といったように、業界内でも上位に入るほど、スプレッドの狭さが売りになっています。

取引する際に「裁量+シストレ」が使える

注文はマニュアル方式を使って自分自身で、ただし決済はオートパイロット方式を使い自動で、といった2種類の取引方法をくみ入れることができます。要するに、「裁量+シストレ」と両方の取引ができるのは、トライオートFXの特徴です。

ただし、そうはいわれても、この2つの方式を使って新規注文と決済注文を出すにはコツがいります。多くの人はどうすればいいかわからない、初心者には難しいシステムです。

結局は、手数料がかかっても、お手軽なオートパイロット方式オンリーというユーザーも多そうです。

注文時に売り買い両方に注文を発注する両建ての「レンジ追尾方式」を導入

「レンジ追尾方式」とは、相場を読まなくても、注文を出す際に想定レンジ幅を設定することによって、そのレンジ幅の中でトレンドが売りでも買いでも働いてくれる両建てシステムです。

こうした両建てシステムは、トレンド相場であれば相場が上下するほど、利益を積み重ねられるのが強み。レンジ相場に動いた場合でも、損出が緩和される可能性もあります。

年間の収益率が30%以上と宣伝されていますが、これはうまく運用できた場合の数字です。両建てとなった時、スプレッドが2倍かかったり、スワップの支払が発生したりすることもあります。

むしろFXに慣れた中級以上の人には、売り、買いを指定して注文を入れた方がコストも抑えらます。長期でコツコツ利益を積み重ねながら運用したい人には向かない機能かもしれません。

トラリピ比較したメリット&デメリット

設定の自由度が高い分、知識も必要

トライオートFXはトラリピに比べて細かい設定が可能で、自由度の高いシステムといえます。その分、設定に時間がかかります。

各項目の中からクリックすれば選択できる「仕掛けランキング」や運用資金に応じて自分で設定できる「複数オートパイロット(AP)機能」がありますが、これらを使いこなすにはFXに精通している必要があるでしょう。初心者にはかなりハードルの高いシステムと感じます。

「レンジ追尾方式」は実際に不合理!?

「レンジ追尾方式」のような両建ては、うまくいけば利益を2倍に、証拠金を半分に抑えることができます。しかし、相場が上がっても下がっても利益を取ることができると思ったら間違いです。

実際、レンジ追尾方式では、レンジの上限では売りだけが発生し、下限では買いだけが発生するというカラクリです。相場の変動によってレンジの上限や下限を抜ければ、当然、損出が発生します。ですから、相場感がないと、上手に運用すること自体が難しいのです。損切り注文も付けられますが、こちらも塩漬けにできない分、不利益な状況に陥る可能性が出てきます。

 

まとめ トラリピのメリットとデメリット

ここまでループイフダン、iサイクル注文、トライオートFXの特徴を比較してきました。それぞれの商品に微妙な違いがあるといっても、システムの基本はトラリピと同じリピート系のイフダン注文です。

ただし、この手の注文方式を最初に開発したのは、トラリピを運営するマネースクウェア・ジャパンです。同社はトラリピで特許も取得しています。どこまでいっても、後発の商品は模倣といわれても仕方がありません。

では、トラリピのメリットとデメリットはどこにあるのか改めて考えてみました。

 

・コスト面はかかるが、その分、サービスの質が高い

トラリピは手数料、スプレッドなどの点で、他の業者に比べてコストが高いことがネックといわれています。しかし、注文を出す際のシミュレーションといい、設定項目といい、初心者にもわかりやすい「らくらくトラリピ」、通称「らくトラ」のようなシステムも開発されています。

「らくトラ」は仕掛けるレンジと本数を指定するだけで簡単に注文ができます。注文内容を入力すると同時に、トラップの値幅や指値、逆指値、必要証拠金が自動的に計算してくれるので、発注する際の手間も軽減できます。

 

・トラリピでは細かい設定もでき、発注時の解説を読みながら入力

らくトラ以外のトラリピは自分で証拠金率、注文金額、トラップの本数と値幅を自分で設定して入力することができます。設定の融通が利くのも強みです。ただし、この方法でも解説付きの発注画面が出てくるので、迷うことなくスムーズに入力することができます。

 

・約定力の安定性に加え、ユーザーの投資教育にも積極的

約定力も比較的強く、取引しやすい環境はトラリピの売りといえます。そうしたメリットを補強しているのが、 ユーザーに対する熱心な投資教育です。特に口座開設をしていないFX未経験者から初級、中級、上級者まで、レベル別のセミナーが頻繁に実施されています。

トラリピは中長期でローリスク・ローリターンのスタンスに基づいた資産運用を推奨しています。ユーザーの6割以上が利益を出しているのも、マネースクウェア・ジャパンが推奨するノウハウを理解し、実取引に活かしているユーザーが多いからでしょう。

そういう点でもトラリピは安心感が強く、長期にわたって資産運用のできるシステムといえます。

FX初心者にも安心して取引できる! トラリピを運営するマネー・スクウェアジャパンを徹底解剖

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