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ループイフダンとは?資金や通貨ペア、はたまた運用している「アイネット証券」を調べてみた

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FX取引ツールとして、トラリピと比較されがちなループイフダンについて、資金運用・コスト・通貨ペア・約定力などについて調べてみました。売買注文を繰り返すトレードツールとして酷似している内容についてと、運用元であるアイネット証券について深く掘り下げてみたいと思います。

ループイフダンとは?

選択肢から選ぶだけ?簡単自動売買FXツール

ループイフダンとは一定の値幅ごとに売り買いを繰り返す、FXの自動売買ツールです。24時間刻々と変化する相場の細かな変動をキャッチし、自動的にコツコツと少しずつ利益を上げてくれるシステムです。 設定項目も少なく選択肢から選ぶだけで、一般的なシステムトレードに見られる複雑さが一切ないため、初心者でも簡単に始められます。 ただし、当然リスクを伴います。大切な資産を運用するからには、充分なリスク管理が必要になることを忘れてはいけません。

圧倒的な低コスト「手数料無料」

ループイフダンの最大の売りは「手数料無料」です。自動売買は取引回数が多くなるため、手数料が気になるところですが、ループイフダンの手数料はゼロ。この安さが大きな魅力となり、手軽にFXをはじめる人も増えています。 ただ、十分な知識を得ないまま安易に手を出すのは危険です。「手数料無料」という言葉だけに魅かれてループイフダンをはじめてみたものの、失敗している初心者ユーザーが数多くいることもたしか。 また、”ループイフダンはリピート系発注ツールの草分け的存在である「トラリピ」を模倣したものである”と特許侵害の訴訟を起こされており、この裁判は今現在も続いています。 ツールを選ぶ際は、この辺りを加味して慎重に選びましょう。

通貨ペアは5種類とトラリピに比べると少なめ。

ループイフダンの選べる通貨ペアは、ドル/円、ユーロ/円、ポンド/円、豪ドル/円、ユーロ/ドルの5種類のみです。トラリピは、NZドル/円やトルコリラ/円などを含む11種類、トライオートFXは17種類などとなっており、他社ツールと比較しても選べる通貨ペアは少ないといえるでしょう。 スワップだけで選ばない! トラリピでおすすめの通貨ペア

ループイフダンの運用資金と“値幅“の関係

相場の変動に合わせて自動取引を行うのがループイフダン。運用には、利益の出る“値幅”を選ぶことが重要になってきます。“値幅”とは、安値から高値、高値から安値までの幅を意味します。ループイフダンを安定して運用するためには、運用資金に合った“値幅”を選択することが大切です。

確認すべきは“目安資金表”

ループイフダンでは、それぞれの通貨ごとにあらかじめ“値幅”が決まっています。最初に設定したこの“値幅”を動いた時に自動決済されることになるので「“値幅”の設定をどう選択するか」が肝心です。 まずやるべきことは、「レート変動幅確認表」を使って、過去の値動きから通貨ペアのレート変動幅を確認すること。次に確認すべきなのが“目安資金表”です。 「目安資金表」を使い自分が選択した通貨ペアと“値幅”の場合、思惑と逆方向に変動した場合でもロスカットにならないためにはいくら資金が必要かを確認します。 通貨ペアと“値幅”、必要な運用資金。この3つの関係を“目安資金表”でよくチェックすることが、不利なロスカットを招いて損失を出さないために重要なポイントです。

2chの評判や口コミなどは?

コスト重視の人には魅力的

ループイフダンの最大の特徴は「取引手数料無料」です。手数料が発生するものと比較すると、たしかにこの低コストは魅力的ですが、簡単に儲かるものなのでしょうか?2chのコメントには、ユーザーの生々しい声が多数あがっています。
良いかと思ったけど全然だめだ、ひと月で6万負け。 たしかにほったらかしで便利かと思ったが、 含み損が膨らむばかり。チャート見ると胃痛。ロスカが怖いです。 結局ループイフダンもダメだな、レンジもクソもない、どっちかに行かないと儲からない。
さらに、ループイフダンの弱点も見えてきます。
システムは成行注文のため、指標時等の急激な相場変動があるとスリッページが発生しマイナス決済となる。 システム止めたのに、停止してから数時間決済されず大損した。2度と使わない。
このように、ループイフダンの約定力の弱さを指摘する声が多くあがっていました。

約定力の弱さが不安

以前より投資家から、「ループイフダンは相場の急変時には約定しにくくなる」という弱点が指摘されてはいましたが、その弱さが大きく露呈したのは2016年6月、イギリスのEU離脱が決定的となった直後です。相場の急変を狙って注文を出しても、平日の営業時間内にも関わらず全く約定しない、という、まさに約定力の弱さが前面に出てしまう結果となりました。 約定しないループイフダン、約定力のあるトラリピ。イギリスのEU離脱問題で発覚! 相場急変時のリスク 「約定力」はスリッページが起きない状態で注文が成立することです。約定力が強いと、提示されている価格通りに注文が成立し、約定力が弱いと「約定拒否」が起き、自分の意図とは反する価格で注文が成立することになります。 当然のことながら、チャンスを逃さないためには注文した価格で約定が成立する、約定力の強い会社でなければ意味がないということです。 ※「スリッページとは」 注文の約定時に生じる、発注レートと実際に約定したレートとの差のことです。相場の急落/急騰等、相場の変動が激しい時に起こる可能性があります。 また、カスタマーセンターの対応が良くないという声も上がっており、「あまり知識のない方が対応しているので、頼りない」という意見もあります。

ループイフダンの含み損とロスカット

ループイフダンは含み損との闘い

ループイフダンは一定の利益が出るまで決済をしないシステムなので、含み損を抱えることが多くなります。相場が予想と逆に動き続けた場合には、ポジションを取り続け含み損がどんどん増えることになります。相場が大きく上下することは少なくないので、運用を続けていくと含み損が大きく膨らむこともしばしば。 「いつか価格は戻る」と長い目で冷静に見ることができれば、この「含み損との戦い」に勝利し、長期的に利益を得る可能性は高くなります。 一方「強制ロスカット」されてしまえば、利益がなくなる上に相場が反転するチャンスも失うという大損につながります。「強制ロスカット」を防ぎリスクを少なく運用していくには、「目安資金表」と投資資金を照らし合わせ、できるだけ値幅を大きくとることが大切です。

2016年、損切り機能が追加された

ループイフダンが大幅バージョンアップした2016年、新たに損切り機能が追加され、これまで設定が任意だった「ポジション数の設定」が【必須】となりました。 旧バージョンでは、最大ポジション数を設定しておいた場合、設定したポジションに到達した段階で取引がストップされる仕様でした。一方、新バージョンでは、最大ポジション数を超えた場合には、一番損失が大きいポジションが自動的に損切りされ、新たに買うという仕様に変更されました。

ループイフダン設定方法については、基本的に選択肢から選ぶのみ

買い?売り?どうする通貨ペア

ループイフダンでユーザーが設定できる項目は、買いか売りか(売買の方向性)、通貨ペアと値幅の組み合わせ、取引数量、最大ポジション数のみです。対応している通貨ペアは5種類で、選択可能な値幅はドル/円は4種類のみ、それ以外の通貨ペアでは3種類に限られます。 実際の選択肢は「B 15_15(USD_JPY」のように表示されています。これは、売買の方向性は「買い」で、通貨ペアは「ドル/円」、「値幅」は15円を選択したことになります。 狭い値幅を選択すると、取引の頻度は高くなりますが、必要となる証拠金が大きくなります。証拠金を抑えつつ、リスクを最小限にし、長期的に収益をあげるには、値幅を広めにとることが重要になってきます。 参考までに、通貨ペアとしては、ドル/円、豪ドル/円がおすすめとする投資家が多いようです。

設定項目が少ないからこそ問われるユーザーの相場観

選択肢から選ぶだけのループイフダンは、初心者にわかりやすい仕様といえます。 FXを運用する際に肝となるのが“値幅”の設定ですが、ループイフダンはあらかじめ設定されている3~4種の選択肢から選ぶだけ、とシンプル。とは言え、ある程度相場を読まなければ、選択肢から選ぶという作業は実に難しいものです。 設定項目が少ないからこそ、ユーザーの先を読むセンスが問われるといってもよいでしょう。 実際のところ、トラリピのように“値幅”を自由に設定できる方がやりやすいというユーザーが多くいるのも納得できます。

ループイフダンのデモトレード機能について

2016年9月のバージョンアップで、ループイフダンにデモトレード機能が追加されました。無料デモ口座を開設すれば、仮想資金300万円でバーチャルトレードを体験できるというものです。設定項目、レート等も本運用と同じです。仮想資金である点を除けば本番と同様の環境なので、ループイフダンの使い勝手を確認するなど、さまざまな条件での検証も可能です。

「ループイフダン」を提供している、アイネット証券はどんな会社?

(株)アイネット証券は、もともとはIPOや株式の主幹事業務・引受業務を中心とした証券会社として2003年11月に設立。その後2008年、IT基盤総合金融事業を担う(株)ISホールディングスの100%子会社になりました。資本金は11億円。 (株)ISホールディングスの傘下には「iサイクル注文」の(株)外為オンラインと (株)ライブスター証券、「エコトレEX」のひまわり証券(株)も名を連ねています。 (株)アイネット証券の現在の事業は、「ループイフダン」を中心としたFXの取引事業が中心で、証券取引事業についてはオンライン取引システムのリリース準備中のようです。FX事業では、特に広告宣伝に力を入れ新規顧客の取り組みをはかっています。 「手数料無料」とはいえ、広告宣伝に割く予算が大きいということは、「初心者をターゲットに、利益率が高い事業を展開している」とも言えます。

ループイフダンとトラリピ「ループイフダンのメリットとデメリット」

ここまで見てきたループイフダンのメリットをまとめると、圧倒的な低コスト、選択肢から選ぶだけの簡単設定という2つがあげられます。 逆にデメリットは、通貨ペアが5種類と少ない、“値幅”の設定が自由にできないこと。さらに最も大きなデメリットは「約定力」が弱い点です。 リピート系発注ツールの元祖であるトラリピと比較してみましょう。 トラリピは、ループイフダンと比べてコストが高い点はデメリットですが、メリットとして「通貨ペア」が11種類と多いこと、“値幅”の設定が自由にできることが挙げられます。そして、ループイフダンで最も懸念される「約定力」について、トラリピは投資家から絶大な信頼を得ている点が大きな違いといえるでしょう。 こう考えてみると、ループイフダン最大のメリットである「取引手数料無料」が実現するのは、サーバーの処理能力が弱く、重要なタイミングで約定できない実態と関係がありそうに思えてなりません。 取引手数料という利益がないがために、しっかりとしたインフラ基盤を整備するための予算が少なく、「約定力」の弱さにつながっていると考えるのが妥当ではないでしょうか? 低コストでも約定力が低ければ、結局のところユーザーにとっては利益の損失につながります。 FXツールとして今後もユーザーに信頼され続けるのは、ループイフダンよりもトラリピである可能性が高いと言えるでしょう。