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スワップだけで選ばない! トラリピでおすすめの通貨ペア

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通貨量かスワップポイントか? 通貨ペアの選ぶ時に重視すべき点

FXの取引でもっとも怖いのが「為替変動のリスク」です。選ぶ通貨によって、値動き、スプレッドも異なるため、通貨ペアの選択は利益や損出に直結します。取引方法や運用期間によって通貨ペアを変える投資家も多く、スキャルピングで勝率を上げようとする場合は、できるだけ値動きの激しい、スプレッドが狭い通貨を選ぶ傾向にあるようです。
「スプレッド」は買値と売値の差額ですからコストに値します。スプレッドが狭ければ、コストが安くなるため、頻繁に取引を行う投資家にとっては好都合なのです。
また、個人の投資家のブログに「相場の変動で利益が出せない時でも、スワップポイントが稼せいでくれた……」といった記事があります。これは「スワップポイントが高かったから、その分、金利を受け取ることができた」となりますが、FXのスワップポイントは受け取るばかりではありません。スワップの支払いが生じることもあります。
では、どんな時にスワップポイントを受け取れるのか? もしくは、スワップポイントを支払う必要があるのか? FXビギナーのために簡単に説明しましょう。
スワップポイントの受け取りが必要な場合
・低金利の通貨を買って、高金利の通貨を売る場合
・高金利の通貨を売って、低金利の通貨を買う場合

スワップポイントの支払いが必要な場合
・高金利の通貨を買って、低金利の通貨を売る場合
・低金利の通貨を売って、高金利の通貨を買う場合

基本的に、ユーロ、円は金利が低い通貨です。逆に、トルコリラ、豪ドル、NZドル、南アフリカランドなどの通貨は高金利です。トラリピでも豪ドル/円、トルコリラ/円、NZドル/円の通貨ペアに人気が集まっているのは、スワップポイントが高いことも理由のひとつです。なかでも、トルコリラ/円は1通貨あたりの価格が低いため、1,000通貨で取引する場合でも、証拠金必要額が米ドル/円の約1/2で済みます。
トラリピを仕掛ける時の通貨ペアの戦略ポイント

トラリピの取引では「1円あたりの総推移」で通貨ペアを選ぼう

スワップポイントはFXの取引において、確かに利益に直結する旨味です。ただし、トラリピで運用を考えた場合、スワップポイントの高さだけで通貨ペアを選ぶことは適切とは言えません。本サイトでも、「トラリピで儲けるための基本戦略」と題し、「トラリピに向いている通貨ペア」の中でもふれているように、トラリピの戦略で着目すべき点は、「1円あたりの総推移」です。復習もかねて「総推移」についてもう一度説明しましょう。
「総推移」とは、通貨の高値と安値の高低差を延べで合計した値。これは値動きの量であり、「値動きの密度の濃さ」がわかります。例えば、2年間のトルコリラ/円の変動を見た時に、最高値が53.98円で、最安値が38.80円であるとしたら、単純計算で高低差は「最高値」ー「最安値」=15.18円。ところが実際に細かいレンジの動きを合計すると、715.38円もの動きが!?
以下の「総推移の計算」について、以下のグラフで具体例が出ているのでご確認ください。
知っておきたいデータ「総推移」とは どうやって積み重ねるの? マネースクウェア・ジャパン

トラリピの場合、値動きが激しい通貨でなく、1円あたりの値動きの密度が高い、「総推移の大きい通貨」を選ぶことがポイントです。さらに、トラリピで設定した値幅から外れないことをふまえると、「為替の高低差が小さい通貨」であることも大切です。こうした2つのポイントを押さえてトラリピ向きの通貨ペアは?

過去の主要通貨ペアの総推移データを見ると、「総推移の大きく、高低差の小さい通貨」は?
「豪ドル/円」「NZドル/円」「加ドル/円」となりますが、もうひとつ着目すべき点は「証拠金が安く済むこと」です。個人の投資家となれば、小遣い稼ぎの感覚で取引している人たちも多いので、さほど高額な資金を投資できないと思われます。
そこで、証拠金も少なくて済む通貨ペアと言えば、「豪ドル/円」「NZドル/円」「トルコリラ/円」。トラリピでも人気通貨ランキングのランキングで上位にランクインしています。

トラリピの取引で勝率のよい通貨ペアをチェック

トラリピにおすすめの通貨ペアを探っていきましょう。
トラリピのトレーダーに人気の高い通貨ランキングが為替王のサイトに掲載されているのでご紹介します。
◆トラリピ人気通貨ランキング(2015年春)

1位 USD/JPY()  37.2% (0.1%アップほぼ変わらず)
2位 TRY/JPY(トルコリラ)16.3% (16.3%アップ↑)
3位 AUD/JPY(豪ドル)  13.7% (7.2%ダウン↓)
4位 ZAR/JPYJPY(ランド)  9.3% (2.3%ダウン↓)
5位 NZD/JPY(NZドル) 7.6% (4.1%ダウン↓)
6位 GBP/JPY(ポンド)  4.5% (0.8%ダウン↓)
7位 EUR/JPY(ユーロ)  3.8% (3.0%ダウン↓)
※2015年3月期、トラリピのM2J社のリアルな取引高シェアより。カッコ内は前年同期比。
8位EUR/USD(3.2%)、9位AUD/USD(1.2%)、10位CAD/JPY(1.2%)、11位HKD/JPY(1.0%)と続きます。(※以上すべてM2J社資料より)

掲載元:トラリピ人気通貨ランキング最新版(2015年春) トルコリラ円が人気2位に大躍進! 為替王
では、こうした通貨が本当にトラリピに向いているのか、次の章で上位5位までの通貨ペアを検証していきましょう。

不動の人気No.1の「/円」

トラリピでも根強い人気を保っているのが、基軸7通貨である米ドルと自国の通貨円のペア、「/円」です。トラリピ効果の高いレンジ相場を形成しやすく、流通量も多いために値動きも比較的安定している。おまけに経済指標に関わる情報量も豊富。
値動きが小さいだけに、「利益を出しにくい」といったデメリットもありますが、過去4年間の平均値を見ると、「1円あたりの総推移」は431.95円、「為替の高低差」は14.09円と比較的バランスが取れています。トラリピ初心者にも取引しやすい通貨ペアです。
トラップトレードに向いた通貨ペアとはレンジ相場の通貨 @トラップトレード通貨

米ドル/円の取引はお手軽!? 米ドルでのトラリピ攻略法!

高金利で必要証拠金が少なくて済む「トルコリラ/円」

トルコリラは2015年下落が続いていたものの、高金利通貨であるためスワップポイントで稼ごうと目をつけたトレーダーが多かった模様。前年に比べて16.3%のアップと好調です。
以下の2015年2月のデータでは、トルコリラのスワップは90円とダントツに高いことがわかります。また、トルコリラがトラリピに適している理由として、「総推移」が比較的高いこと、為替の高低差が小さいこと、1通貨あたりの金額が小さいため必要証拠金も少ないことも関係しています。バックテストでも高い利益率を出しています。
トルコリラの3つの魅力  マネースクウェア・ジャパン

高金利通貨で総推移も大きい「豪ドル/円」

トラリピでは依然として人気の「豪ドル/円」は3位。2015年のデータでは7.2%のダウンです。これは中央銀行である「オーストラリア準備銀行」が政策金利を引き下げたことも影響していると思われます。以前ほどスワップポイントで稼ぐことができにくくなってきました。
しかし、2015年11月から6年以上さかのぼったデータを見ると、1豪ドル/円は75~95円と20円で推移をし続けており、高金利通貨の中で「1円あたりの総推移」は豪ドルがトップです。
豪ドル/円・バックテスト結果 過去の利益はどのくらい?  マネースクウェア・ジャパン

今後の値動きに期待大!「南アフリカランド/円」

昨今、トラリピでも注目を集めている通貨が、「南アフリカランド」です。2015年の人気ランキングでも4位に入っています。豪ドルに続く人気の理由は? 「政策金利が低い」「レンジ相場を形成しやすい」「利益率の高さ」です。2013年の利益率ランキングでは57.34%で首位に躍進しました。
今、南アフリカランド円が圧倒的にトラリピ向きな4つの理由 FXCUBE

高金利通貨で総推移も大きい「NZドル/円」

オーストラリア同様、資源国であるニュージーランドは、トラリピでも豪ドルと人気を二分しています。トラリピで取引量を増やす場合に、豪ドルの仕掛けをプラスするのではなく、NZドルで通貨ペアを追加する投資家も多いとか。NZドルの方が人気ランキングでは5位と落ちますが、「スワップが高い」「値幅の動きが小さい」「必要証拠金が少なくて済む」と、手軽にトラリピで運用できる条件が3拍子そろっています。政策金利も2016年は前年に比べダウンしているものの、同年6月時の政策金利は豪ドルが1.75%であるのに対し、NZドルの方が2.25%と高めです。

トラリピで通貨ペアによるリスクの分散方法とは?

トラリピで運用する際に、リスクをできるだけ分散させるために、複数の通貨ペアを所有する投資家も多いです。その場合にどのような点に注意すればよいでしょうか? リスク分散の視点では、資金を中期、長期など期間によって分け、それぞれの期間に仕掛ける通貨ペアを変えてみる方法もあります。その際、通貨ペアを2種類以上選ぶ時のポイントは、逆相関にあるものがベターです。
豪ドル/円とNAドル/円は相関関係が強いのでNGです。例えば、低金利の米ドルでスワップを支払いながら、高金利通貨の豪ドルやNZドル、トルコリラなどで金利を稼げると、円高時でもわずかな損出のカバーが可能になるでしょう。豪ドル、NZドルのように似たような動きをする通貨は複数所有してもリスクの分散につながりません。
3種類以上の通貨相関性を踏まえた含み損を極力抱えないポジションの取り方
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少し古い2007年のデータですが、下記のサイトで「相関係数から通貨ペア候補を探す」ための表があるので目を通してみましょう。通貨ペアの相関指数が出ているため、逆相関の通貨ペアを探すのに便利です。
相関係数から通貨ペア候補を探す 相関係数でリスクヘッジ 格差脱出研究所