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資産の損失を防ぐためにリスク管理を徹底的にしよう!! トラリピで損切りは本当にお得か?

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維持率をチェック!! 知っておきたいトラリピのロスカットルール!

FX業者は損出を避けるために、マージンコール(追証)ロスカット(強制決済)を行うシステムを導入しています。ここではロスカットについて詳しくふれていきましょう。「ロスカット」は現金の残高が必要証拠金の一定額を割り込んだ場合に、それ以上の損出を防ぐためにFX業者が強制的に反対売買を行って決済することをいいます。「ロスカット」が実施されると、いうまでもなく市場から強制退場になります。トラリピでは時価残高比率が下がると、比率に応じて「15時ロスカット」と「自動ロスカット」と呼ばれる2つのロスカットが行われます。

「東京15時ロスカット」・・・営業日(祝日を含む)の15時の時点で、時価残高が100%を下回っているとロスカットになる。
ちなみに一定間隔で値洗いをしたうえで、維持率が150%を下回った場合、あらかじめ「アラートメール」で警告される。
東京15時ロスカット マネースクウェア・ジャパン

「自動ロスカット」・・・時価残高が80%を下回っていた場合にロスカットされる。一定間隔で値洗いしたうえで維持率が100%下回ると「アラートメール」が送られてくる。
自動ロスカット マネースクウェア・ジャパン

このようにトラリピを運用するうえで注意したいのは「維持率」です。
「維持率」はロスカットのレベルから、資金的にどれくらい余裕があるのか示した数字。以下の計算式で求めます。
「維持率」=時価残高÷証拠金必要額×100
FXにおける投資資金は25倍までとなっているので、損失が膨らみ証拠金が減少し続けると維持率を保てなくなります。例えば、1ドル=110円で米ドルを1万通貨、買う場合⇒110円×10万通貨=1100万円が必要になります。
ただし、FXでは25倍までレバレッジをかけられるため、1100万円の4%⇒44万円があれば1万通貨の購入が可能になり、これが「証拠金必要額」となります。つまり口座に44万円があれば維持率は100%となり、残高が44万円以下になると「15時ロスカット」に。さらに含み損が増えて資金の80%、35万2,000円以下になると「自動ロスカット」になります。

トラリピで損切りは望ましい結果をもたらすとは限らない!?

トラリピはレンジ相場で偉力を発揮するため、「損切りなしが基本」と考えるトレーダーが多いようです。確かに損切りをすると投資効率は下がります。とはいっても「強制ロスカットになることを考えたら、損切りはやもをえない」と思うことはないでしょうか? トラリピはハイリスク、ハイリターンを求めなければ収益を得やすいシステムですが、レンジ相場を抜けてしまうと含み損が生じます。相場が思い描いていたものと反対方向に動き、大きな損失が予測される場合、維持率が下がり、資金の追加が難しいとなれば、自ら「損切り」を行わざるをえない可能性も出てきます。強制ロスカットになる前に損失を最小限にとどめる防衛策のひとつとして、「損切り」を選んだという人も少なくありません。損切りをして新たに収益を得るチャンスを作った方が良い場合もあります。

損切りした場合のメリットとデメリット

実際に「損切りは得なのか?」それとも「言われているように本当に損なのか?」 取引の条件によっても損切りの良し悪しは意見が分かれますが、さまざまなトレーダーの検証データを見てみると概して以下の結論に至るようです。
・相場の変動がV字型の場合は、損切りをしない方が利益を得やすい。
・最大ポジション数の範囲内で変動する場合は、損切りなし、ありとも変わらない。
・最大ポジション数を超えて相場が下落した場合は損切りをした方が有利に思われる。

強制ロスカットを免れるための対策とは?

損切りのメリット、デメリットはケースバイケースですが、資産運用の点から考えると「損切りはできるだけ避けた方がいい」といえそうです。その具体例がこちら↓です。
トラリピ人生初のロスカットは-154万円 fx-on
これは「どこまで相場の下落が続くのかわからないから」と懸念して、強制ロスカットを免れようとしたあまりに、高値のポジションを次々と損切りした結果起きてしまった失敗例です。このトレーダーは「損切りをしなくても資金的に持ちこたえられたであろうし、利益18万円からの利益を得ることも可能であった」と自分のブログで反省点を綴っています。
では、自動ロスカットにならないためにはどうするとよいのでしょうか? もっとも大事なことはロスカット以前にリスク管理を徹底させることです。マネースクウェア・ジャパン(M2J)の「らくトラ運用試算表」を活用して、注文が約定した場合のポジションの平均価格や合計額、トラップ値幅、証拠金必要額やレバレッジ、維持率などをチェックしましょう
他にも有効に思えるのは「維持率を上げること」です。維持率を見て100%近くになってきたら、ポジションを決済するか、追加入金を行えば維持率をアップできます。M2Jの場合、維持率レベルによって背景が色分けされているので、それを目印に損切りラインを考えておくことも必要ではないでしょうか。
さらに3人のタイプを例に挙げ、それぞれの立場に適した「損切り」について考えてみました。

A:サラリーマンの傍ら、副業で5年以上トラリピを愛用している都内勤務の36歳独身男性の場合

「為替相場はプロのトレーダーでも予測するのが難しい」と言われています。これまでリーマンショックや東日本大震災など、外貨が急激に暴落したことがありました。しかし、こうしたパニック相場はいつ起きるかわかりませんから、日頃から相場の暴落時のリスク対策も考えておくことが必要です。多額の含み損を抱えてもパニックに陥らないためには、まず、余裕のある自己資金で取引することです。
もし、資金的に余裕がなく、短期間で効率よく収益を上げようと考えるなら、予期しないパニック相場を迎えた時は損切りも有効。また、節税の面から考えて、含み損を抱えている場合は損切りした方がよいことがあります。
例えば、年間の利益確定額が21万円で含み損のポジションが5万円あった場合、普通であれば21万円×20%=42,000円の税金がかかります。この含み損のポジションを年内に決済し、1万円だけ損失を確定してみましょう。そうすると利益確定額が20万円以下になるため、確定申告で税金を払わずに済みます。残りの含み損4万円は決済せずに、来年に持ち越し、+になるように運用したほうが賢明といえます。ここで損切りした際に、成行でポジションを取り直すようにしましょう。新しいポジションの指値は利益確定の値段に設定。この状態で相場が戻って新しいポジションが決済されると損失が取り戻せます。
詳しい説明は以下のサイトを参考に。
節税-トラリピ損切りせよ FX-トラップ・ナンピン手法EAを洗練させる

B:FXを始めて1年ちょっとの埼玉在住の32歳主婦(他で運用中だがトラリピが気になっている)の場合

FXに十分慣れていないトレーダーはポジションを持つ度に維持率の変化が気になるもの。損切りについてもリスクを避ける余り、相場の上昇を待てずに損切りする傾向が多いようです。維持率も大切ですが、「今、仕掛けている通過がいくらになったら自動ロスカットになるか?」これを把握しておくことです。そこでおすすめしたいのが↓「シミュレーション機能」です。
トラリピの巻 「リスク管理はどのようにすればよいでしょうか」 マネースクウェア・ジャパンHP
この機能を使って、為替レートの変動から入出金、ポジションの保有日数に関連してどれくらい損益が出て、リスクが想定されるのか知ることが可能です。また「1回の取引で損失額を総資産の2%にする」といった感じで自分なりにFXの損切りルールを決めておく人もいますが、トラリピに関してはあまりおすすめの方法ではないかもしれません。

C:FXを始めようか考えている千葉在住の29歳独身男性の場合

FXの経験がない人が「損切りの判断」をすることは非常に難しいと思われます。損切りの仕方を学ぶ前に、FX業者が「なぜ法律で強制ロスカットが義務付けられているのか?」以下のサイトで知っておきましょう。
最も気をつけたいロスカット制度とは マネースクウェア・ジャパンHP
資金的に余裕がない状態で取引を続けて、資金が-になるほどの含み損が生じた場合は不足額を支払う羽目になることが……。そうなる前に「強制ロスカット」で抑えるというわけです。ただし、トラリピのような自動売買システムにおいて、損切りは「あまりおすすめしない」「ひたすら耐えろ」という意見も多く聞かれます。この言葉が言わんとすることは「その時の含み損が近い将来、利益になる可能性もあるから」なのです。
M2Jのトラリピは特に「長期でコツコツと収益を積み重ねる」資産運用としてとらえた方がよい商品。ですから、最初は損切りの仕方を覚えることより、バーチャルのトラリピで「レバレッジを低く設定する」「ロスカットのレベルを下げる」「余裕のある資金でトレードする」などリスク管理を学びながらトレードしてみましょう。
もちろん含み損が大きくなった時は、「強制ロスカット」が発動されますから要注意! 維持率が下がってきた場合は「損切り」が必要になることも出てきます。ただし、リスク管理をきちんと行っていれば、損切りで失う額も抑えることは可能です。