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「くるくるワイド」はトラリピで勝つための手法として有効か?

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くるくるワイドとはどんな手法なの?

トラリピの投資家たちの間で話題になっている手法に「くるくるワイド」があります。これはFXの新革命児と異名を持つ投資家「魚屋」さんが考案した方法です。基本的な考え方は「両建て」なのですが、トラリピの仕掛け方が微妙に違う! 「くるくるワイド」を一言でいうと、買いトラリピでスワップを餌にして、売りトラリピを仕掛けていく手法です。
では、もう少し具体的に「くるくるワイド」について説明しましょう。
トラリピにおけるくるくるワイドの基本トレード
1 基本的に買いと売りの「両建て」でポジションを増やしていきます。「本体1」に対して「本体と逆向きのトラップ1/2」+逆向きのヘッジトレード1/2」で資金を分けて取り引きを行います。
2 両建てなので普通は「売りと買いのポジションは基本的に同数で取り引き」を行いますが、トラリピでは自分の意志でポジションを売り買いともに同数にはできません。そのため買いのポジションより少ない枚数で売りポジションを増やしていきます。
3 想定したレンジの底値で買いポジションを買い、スワップで利益を重ねていきます。
4 売りポジションは10~25銭刻みで仕掛けていき、利益が出たら決済をします。
5 売りポジションの含み損が、買いポジションの含み益と拮抗したら全部決済し、改めて最初からやり直します。
下記に「くるくるワイド」のイメージが図で解説されているので参照にしてみましょう。
くるくるワイドの超基本 本体ロングとショートトラップの組み合わせ 効率的な世界 富裕層になるための3つのステップ

「トラリピ」と「くるくるワイド」を比較

単純に買いか売りかで「トラリピ」を仕掛けるより、「くるくるワイド」は想定内のレンジで利益効率がよいのが特徴です。
さらにトラリピで「くるくるワイド」を導入するメリットは、為替相場が上がっても、下がっても、どんな状況下でも収益を出せる可能性が高い点にあるでしょう。例えば、米ドル/円が103~113円のレンジで変動すると想定した場合、底値でも耐えられるように買って、相場が上昇してきたら、上の方で買ったポジションの枚数以下で売りのポジションを建てます。
相場が上昇した際に、買いポジションの含み益が増加します。仮に相場が下落した場合は、売りのポジションを入れることで利益を得ることが可能になります。レンジが上抜けた場合は、売りポジションが残ってしまうものの、買いの含み益が残っている分、結果的に+に転じることができるというわけです。

くるくるワイドは無敵の両建てになるのか?

「くるくるワイド」を初めに考えた「魚屋」さんって、一体、どんな人物なのか気になりますよね。当人の本職はその名の通り「魚屋さん」。今や魚の売上よりもFXのほうが儲かっているのではないでしょうか。そんな魚屋さんもFXをやり始めた時、南ランド/円の通貨ペアで80万円の資金をぽしゃり、愛用のゲーム機とマンガ本を売って、8万円の資金でFXを再スタート。
改めてFXをやるにあたり、「くるくるワイド」の手法を思いついたようです。何とこの手法で7年間で1,000万円の利益を得たという実績の持ち主。トラリピの運用で「くるくるワイド」のメリットを考えると、トラップとスワップの強みを活かした点にあると思います。スワップでコツコツ利益を重ねていきながら、10~25銭刻みでトラップを仕掛け、売りポジションを入れながら、小さな利益を積み重ねる。常にコツコツ稼ぎ出すスタイルを集結したのが「くるくるワイド」といっても過言ではないでしょう。
魚屋を本業にしながらFX投資で築いた資産は1億円 ハーバービジネス・オンライン

くるくるワイドに適した通貨ペアは?

魚屋さんは「くるくるワイドの通貨ペアは、ユーロ/円がいい」と指摘していますが、他におすすめの通貨はどんなものがあるでしょうか。スワップで稼ぐことを考えると「高金利通貨」となりますが、マイナススワップが大きいとメリットはないので注意が必要です。「くるくるワイド」の特徴から、「底値に近い通貨」がおすすめかもしれません。なぜかというと底値に近い分、リスクも軽減され証拠金も少なくて済むからです。ただ、為替レートの下落がないと、売りのポジションで利益を出しにくくなるため、ある程度、下落傾向にあり、スワップもそれほど大きくない通貨となれば「ポンド/円」「カナダドル/円」あたりもよさそうです。

くるくるワイドの「出口」が利益に直結!?

実際に「くるくるワイド」をトラリピの運用で使い始めたところ、「今までの2倍、3倍と利益を増やすことができた」といった投資家のコメントも目につきます。その理由はどこにあるのか?探ってみると、「出口があるから」という答が多いようです。この「出口」とは、損失がなくすべてのポジションを決済できるという意味。とはいえ、運用の仕方によってもリスクが出てくるので注意が必要です。基本的にトラリピはデイトレードに向いた商品ではありません。「くるくるワイド」を使っても運用期間は中長期のスタンスで考えるべきでしょう。

「くるくるワイド」で注意すべき点は?

これまでの話をまとめてみると、何となく「くるくるワイド」はよさそうといったイメージがあると思います。一部の投資家の間で「無敵」といわれる「くるくるワイド」でも、運用次第で失敗する場合があります。また、いざ実践となると意外と難しい点も出てくるので、FXのトレードに慣れていない初心者が安易に手を出す手法ではありません。ある程度のFXの取り引き経験があっても、「くるくるワイド」の仕組みを十分理解した上で行うことが大切です。さらにトラリピを仕掛けても、「くるくるワイド」は完全放置とはいきませんので、こまめに取り引き状況をチェックする必要はあります。
くるくるワイドについてお聞かせ下さい FX de おしゃべり!
「くるくるワイド」を行う際に、大切なことは資金管理を徹底することです。これはトラリピの取り引きにおける基本スタンスですが、両建ての取り引きはそれ以上に慎重に行うべきです。前にも説明したように、マネースクウェア・ジャパン自体は「両建て」の手法を推奨していません。「くるくるワイド」をやるからには、自己責任も増え、それ相当のリスクも伴うということを認識しておきましょう。

相場の変動に合わせた「くるくるワイド」の対策方法

相場が上抜けした場合、下抜けした場合を想定したうえで、リスク対策に効果的な取り引き方法を考えてみましょう。
相場が上抜けした場合に備えて
・本体で仕掛けたポジション決済すると「利益」が出ます。しかし、反対側のポジションは「含み損」を抱えているため、結局は±0になってしまいます。そこで利益につながるポジションを増やし、反対側の仕掛けは少なめにするなど、発注時に利益が出るような仕掛けにすることがポイントです。
・相場が上抜けした場合は、損益分岐点の手前で決済して、初めからやり直すことです。
相場が下抜けした場合に備えて
・反対側の売買の仕掛けが「利益」を出し、本体の仕掛けが「含み損」を抱えてしまうことになるので、資金的に余裕を持たせた状態で買いベースに戻した取り引きを行うのが基本です。
・損切りをしないで済むように、資金の範囲内でトラップが追従できるようにします。そのためにも普段から資金管理を徹底させることが重要です。

くるくるワイドのメリット・デメリットのまとめ

「くるくるワイド」の醍醐味は、両建てをしながら利益を積み上げていくことです。ただし、トラリピのような自動売買システムでは、それがネックになる部分もあります。一見便利なように思えて、資金管理の手間暇を考えると、「くるくるワイドは効率的に稼げる」と手放しで喜ぶことができないことも。そこで、これまでの説明をふまえて、「くるくるワイド」のメリットとデメリットをまとめてみました。

くるくるワイドのメリット

テクニカルやファンダメンタル分析ができなくても利益を出しやすい!
為替相場を動かす要因である、各国の経済成長率、物価、雇用情勢、金利などの経済指標となる「ファンダメンタルズ分析」を行ったり、過去の相場の値動きやグラフを読み解く「テクニカル分析」をするのは容易なことではありません。「くるくるワイド」を使えば、こうした分析を行って相場の予測を立てなくても、運用上の資金管理を行うことでトラリピを仕掛けることによって利益を出すことが可能です
少ない資金でも多くのトラップを仕掛けることができる
トラリピで両建てをする場合、必要証拠金の多い方の金額が適用になります。もし、買いポジションが10,000通貨で、売りポジションが50,000通貨であったら、60,000通貨分の証拠金が必要なのではなく、50,000通貨の証拠金だけで運用ができます。つまり、逆張りのトラリピを仕掛けることで、少ない資金でも多くのトラップを仕掛けることができるわけです。トラップの本体部分だけでも「くるくるワイド」を使うと従来の手法より攻撃力が高いことから2倍、3倍と利益を出すことが可能になります。
出口が明確で見つけやすい
両建ては損失が固定されて決済時期の判断に迷うことも多いですが、「くるくるワイド」をトラリピで運用すると、仕掛けたレンジ内で利益確定がリピートされるので、トータルで+に転じた時にすべてのポジションを決済すればよいのです。

くるくるワイドのデメリット

初心者には仕組みが複雑で取り引きしにくい
「くるくるワイド」は比較的リスク管理がしやすいといわれていても、仕組み自体を理解できないとリスクを増やす要因になります。特に、ショートのトラップはこまめに資金管理を行う必要があるので、手間もかかり精神的に苦痛をともなうことも少なくありません。
設定をした後、放置状態ではいけない
「トラリピ」の売りでのひとつであるのが「果報は寝て待て」。ですが「くるくるワイド」では放置したままでOKとはいきません。相場が予想に反した動きをすれば損切りの必要性も出てきます。
買いポジションで損失が膨らむことがある
買いポジションを得た後に、相場が下落し、売りポジションが稼げなくなる可能性があります。仮に買いポジションより下の方に売りトラリピがあっても、含み損を相殺しきれないことも考えられます。
手数料やスプレッドのコストがかかる
マネースクウェア・ジャパンが「両建て」を推奨しない理由のひとつに、コストがかかることを挙げています。実際に、手数料は売りと買いの両方に生じます。また、スプレッドの負担もかかり、スワップは受け取りと支払いの差がコストになるので、トータルで考えた場合、経済的な合理性に欠くということなのです。
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